こんにちは、yukiです。
娘がハマった絵本シリーズ、今回は4回目です。
過去の絵本まとめシリーズ
今回は、娘が1歳7〜8ヶ月のときにハマり、何度も読んだ本をご紹介します。
1歳7〜8ヶ月:本の読み方、本への反応
1歳半をすぎると、日々着実に言葉を習得しており、扱える言葉がどんどん増えていると感じる場面が多くなってきました。
楽しい、嬉しい、悲しい、怖い…など、絵本を読む中で娘の感情の動きを感じ取れるようにもなり、わたしたち大人よりもずっと豊かな感性で絵本を楽しむ娘から、「目の前にあるものを精一杯味わう」ことの大切さを教わる日々。
また、日中は保育園にお世話になっているので、毎晩の読み聞かせの時間が親子でコミュニケーションを取る大事な時間だと実感することも増えてきました。
1歳7〜8ヶ月の反応
- 知っている単語が増え、自分で名前を言いながら指を差す
- お気に入りのものはよりお気に入りに、そうでないものは全く手をつけなくなった
- わたしの言葉をリピートする
- 絵に関係のある言葉を発する
- 絵本を通して、会話が少しずつ成立する
- 絵の好みが出始める
- 「こわい」という感情が芽生え始めた
- 読んでほしく本は「こわい」と言って遠ざける
- 二語文で真似し始める
- わらべ歌の本はもれなくお気に入りに仲間入り
1歳7〜8ヶ月の娘にハマった絵本
1. おばけなんてないさ
- 作:せな けいこ
- 発売日:2015/1/2
《出版社からの内容紹介》
誰もが歌ったことのある童謡「オバケなんてないさ」が、せなけいこのユーモアあふれる貼り絵で楽しい絵本になりました。楽譜つき。
絵本ナビ
もうこの本にハマりすぎて、一時期は延々とこの本を読んでいました。(というか、歌っていた)
いつの間にか自分でも歌詞を覚えていて、もちろん完璧ではないけれど、なんとなく分かる部分や語尾は一緒に歌えるように。
1歳11ヶ月になろうとしてる今でも「おばけ!」とリクエストが来るくらい、長〜くハマる歌になりました。
2. おにのパンツ
- 作:長谷川 義史
- 発売日:2021/11/19
《出版社からの内容紹介》
童謡「おにのパンツ」に絵本作家・長谷川義史のイラストがついたうた絵本。
絵本ナビ
読み聞かせ動画が聞ける新装カバー付きで再登場!
この本も大好き。
「パンチュ」というリクエストが可愛くて、何度も読みました。
一緒に手拍子を打ったり、最後は両手を上げて「ヘイ!」と言いながら盛り上がります。
3. ぽかぽか
- 作:新井 洋行
- 発売日:2014/2/21
《出版社からの内容紹介》
春の訪れを感じる赤ちゃん絵本!
絵本ナビ
「はるですよー! おきてくださいー!」待ちに待った春がやってきました。
太陽が花や虫を次々に起こして、最後には……!? 季節感が育まれるキラキラカバーの絵本。
この本にもかなりハマりました。
ページをめくるたびに登場人物が増えていくのですが、ページをめくる前に、次に何が出てくるのか教えてくれるように。
動物、虫、太陽や雲など、全ページに出てくるものを指差しながら教えてくれます。
シンプルで可愛らしい絵で描かれているので、もっと月齢が低いお子さんでも楽しめそうですが、この月齢で出会った娘にとっても大好きな一冊になりました。
4. もうねんね
- 文: 松谷 みよ子
- 絵: 瀬川 康男
- 発売日:1968/1/15
《出版社からの内容紹介》
いぬもねんね、ねこもねんね、めんどりも、ひよこも、モモちゃんもねむたいよう。おやすみなさい。
絵本ナビ
眠そうな声でゆっくり読むと、じーっと絵を見ています。
テンションが上がりすぎると寝てくれなくなるので、寝る前に読む場合には読む順番が大切です
犬が「ワン」と言うところで一緒に「ワン」と言ったり、猫が眠るところでは毎回ごろーんとしたり。
1日10回(!)も、「もう一回」のリクエストが来たこともあるくらいお気に入り。
5. だっこだっこだーいすき
- 文: かみじょう ゆみこ
- 絵: 100%ORANGE
- 発売日:2015/2/5
《出版社からの内容紹介》
よちよち歩きのサルの赤ちゃん。「だっこ だっこ」と家族みんなにだっこをせがみます。最後はお母さんのだっこで大満足。だっこの幸福感をあたたかく描きます。
絵本ナビ
保育園のクリスマス会でいただいた本。
絵が独特なタッチで、自ら手に取ることはないかなと思うような一冊(失礼…ごめんなさい)ですが、パパ、ママ、ねぇね、にぃに、ばぁばに抱っこをせがむおサルの赤ちゃんを娘がとても気に入って。
サルの赤ちゃんの真似をして、手を広げながら「だっこだっこだーいき(だーいすき)」と言って近づいてくるのが可愛すぎ。
家族全員が幸せになる絵本でした♡
6. パオちゃんのうんどうかい
- 作:なかがわ みちこ
- 発売日:2008/4/1
《出版社からの内容紹介》
今日は、待ちに待った町の大運動会です。パオちゃんは、お友達と元気に会場へやってきました。赤組と白組に分かれて、さあ、いよいよ競技が始まります。
かけっこ、玉入れ、綱引き……どれも一生懸命頑張ります。応援も、みんなで一緒に大きな声で「おーえす おーえす」
次は、大玉転がしです。パオちゃんとあひるちゃんの白組ペア、うさぎちゃんとペンギンちゃんとワニちゃんの赤組ペア、ドキドキしながらスタートラインに立ちます。ごろごろごろごろ、大急ぎ! ところが、スピードにのったパオちゃんチームの大玉が転がっていき……!?
お昼になりました。パオちゃんたちは、おなかがぺこぺこです。みんなで仲良くおいしいお弁当を食べました。
やさしい色使いのイラストと友達同士の心温まるお話が、運動会の様子をより一層楽しいものに盛り上げてくれます。
絵本ナビ
ぞうのパオちゃん、ペンギンさん、アヒルさん、ウサギさん、ワニさん。
全員の名前をかなり早い段階で覚えてびっくり。
そこそこ文章量も多いのでまだ早いかな〜と思いながら読みましたが、 読み終えるまでページのすみずみを見ながらじっと話を聞いていて、子どもが興味を惹かれる絵とストーリーなんだなぁと感じました。
7. こんとあき
- 作:林 明子
- 発売日:1989/6/30
《出版社からの内容紹介》
こんは、おばあちゃんが作ったキツネのぬいぐるみ。ある日なかよしのあきとふたりで、おばあちゃんに会いに行くことになりましたが……。幼い子の心をとりこにする魅力あふれる絵本。
絵本ナビ
年末年始に実家へ帰省したとき、実家近くの図書館で借りた一冊。
わたしが小さい頃、何度も読んだお気に入りの本を見つけて懐かしくなり、娘にはまだ早いと知りつつも借りて読んでみました。
「あき」という女の子の名前を娘の名前に置き換えて読んでいたら、「赤ちゃん!◯◯!(娘の名前)」「◯◯待ってるね」「◯◯おんぶ」などと口にしたり、こん、車掌さん、ばぁばなど登場人物の名前を言いながら二語文で真似をしたりと、とても気に入った様子。
実家から戻り、しばらくこの本のことを忘れていたのですが、突然「こーーんーー!」と呼んだり「車掌さんバイバイ」などと言い出したので、わが家へお迎えすることに。
この記事を書くにあたり、絵本ナビで見てみると、読み聞かせの対象年齢は4才からとのこと。
8. ゆりかごのうた
- 詩: 北原 白秋
- 絵: 高見 八重子
- 発売日:2019/4/15
《出版社からの内容紹介》
あの美しい子守歌が絵本になりました。眠りにおちる前のひととき、ページをめくりながら優しい気持ちになって、夢の世界へ入っていけます。
♪ゆりかごのうたをカナリヤがうたうよ ねんねこ ねんねこ ねんねこよ
絵本ナビ
寝る前の読み聞かせはベッドの上で行っていますが、娘が寝るのは床に敷いた布団。
この頃から、娘が目をこすり始める頃合いで布団に移動し、布団に寝転びながら絵本を読むという習慣が始まりました。
この本は全ページ、淡い色合いとやさしいタッチで描かれていて、ごろーんと横になってこの歌を歌うといつのまにか眠くなる……(わたしが)
娘はというと、「歌を聞いているうちに寝落ちる」という理想の姿には届かないものの、なんとなく今から寝るんだな〜という雰囲気は感じ取るよう。
ここに出てくる赤ちゃんが好きなようで、何度も何度も歌いました
9. おやすみ、ぼく
- 文: アンドリュー・ダッド
- 絵: エマ・クエイ
- 訳: 落合 恵子
- 発売日:2020/6/17
《出版社からの内容紹介》
「おやすみ」は、眠る前の魔法のことば。
絵本ナビ
「おやすみ、ぼくのあしさん」。おなか、おしり、耳……と「おやすみ」のことばをかけて、眠りに入っていきます。今日一日「ありがとう」と「あしたもよろしくね」を込めて。
やさしく、暖かな毛布のような絵本。からだとこころを、そっとほぐしてくれます。大切なあの子に、そして自分にも。
米国オレゴン州の独立系書店で、偶然出会った一冊。小さなお子さんの「子守歌がわりに」というお声と並行して、お年寄りの施設で、おやすみ前に読んでいる、というお声もいただいています。
こちらも、もっぱら布団の上で読む絵本。
「おやすみ、◯◯のあし」「おやすみ、◯◯のお腹」などと言いながら、その日一日のお礼を体のすみずみに言っていきます。
このコンセプトが好きで、娘の体に毎晩語りかけていたところ、娘もこの本が大好きに。
この本を読むときのコツは、普通じゃ考えられないくらいゆっくりと、少し低めの声で「おやすみ」と言っていくこと。
10. はんぶんこ!
- 作:よねづ ゆうすけ
- 発売日:2021/3/11
《出版社からの内容紹介》
ねこさんとねこさんが、おさかなを二人でとりあいっこ。さあ、どうしたらいい? 分かちあう心を自然にはぐくむ楽しいしかけ絵本。
本書は、「シェアリング=分かち合うこと」がテーマ。ひとつのものを二人がほしいと思ったときに、半分こする思いやりややさしさを、穴あきのしかけを通して楽しみながら理解できる絵本です。
だまし絵を楽しむ『のりものつみき』、色が変化していく『にじいろカメレオン』、意外性に富んだ「だーれ?」シリーズ、穴あきしかけ『もぐ もぐ もぐ』、図形を生かした『ぴたっ!』『まる まる まんまる』など、つぎつぎと新しいしかけ絵本を生み出している、よねづゆうすけの最新作。ちいさいお子様にやさしいボードブックです。
アメリカの有力書評紙KIRKUS REVIEWSにおいて、2020年ベストボードブックに選出されました。
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こちらも何度も「もう一回!」が出た一冊。
「はんぶんこ!」と言いながらページをめくっていきます。
「お友達と半分こにしよう」という優しい心が育ってくれたらいいなと思いながら読みました。
まとめ
今回は、娘が1歳7〜8ヶ月のときに気に入り、くり返し読んだ絵本をご紹介しました。
- おばけなんてないさ
- おにのぱんつ
- ぽかぽか
- もうねんね
- だっこだっこだーいすき
- パオちゃんのうんどうかい
- こんとあき
- ゆりかごのうた
- おやすみ、ぼく
- はんぶんこ!
子どもによって絵本の好みは全く違いますし、本を読むタイミングやその時の気分によっても気に入る、気に入らないが変わるので、いつでもどの子にもオススメ!と言えるものってなかなかないですよね。
それでも、こんな本でこんな反応が見られたんだという一つの事例として、どなたかのご参考になれば嬉しいです^^
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