こんにちは、yukiです。
娘がハマった絵本シリーズ、今回で3回目になりました。

今回は、娘が1歳5〜6ヶ月のときにハマり、何度も読んだ本をご紹介します。
1歳5〜6ヶ月:本の読み方、本への反応
1歳をすぎると、まだそれほど言葉が出るわけではないものの、まわりが言うことを理解していると感じられることが増え、いっきにコミュニケーションが進んだと感じられる方も多いのではないでしょうか。
1歳半前になると、こちらが話す内容やストーリーの意味がかなり分かるようになり、本を楽しんでいることがこちらにも伝わるようになってきました。
1歳5〜6ヶ月はこんな感じでした
- 本の好き嫌いがはっきりし始める
- 気に入った本は人差し指を立てながら「かい(もう一回)」と言い、何度もリクエスト
- 本を読むときの表情がより豊かになる
- 自分のペースでページをめくりたい
- 寝かしつけ前の絵本読み聞かせは10〜15冊
- 毎週のように図書館へ行く
1歳5〜6ヶ月の娘にハマった絵本
1. ぐりとぐら
- 作:中川 李枝子
- 絵: 大村 百合子
- 発売日:1967/1/20
《出版社からの内容紹介》
お料理することと食べることが何より好きな野ねずみのぐりとぐらは、森で大きな卵を見つけました。目玉焼きにしようか卵焼きにしようか考えたすえ、カステラを作ることにしました。でも、卵があまり大きくて運べません。そこでフライパンをもってきて、その場で料理することにしました。カステラを焼くにおいにつられて、森じゅうの動物たちも集まってきます……。みんなの人気者ぐりとぐらは、この絵本で登場しました。
絵本ナビ
「ぐりとぐら」はわたしが小さい頃、とても好きだったシリーズ。
そして、娘の0歳のクリスマスには、わたしと夫がそれぞれいつか娘と読みたい本をプレゼントすることになったのですが、その時にわたしが選んだ一冊がこちらでした。
0歳の頃は見向きもしてくれませんでしたが、1歳半前くらいになって興味が出てきたよう。
ただ、他の本に比べて書いてある文字の分量が多く、書かれている文を読み終える前にページをめくられてしまうので、こちらは適当な物語を作って読むことになります。

わたしたちの想像力と文章力が鍛えられる……
卵が出てきたらコツコツとグーで叩いたり、動物を一匹ずつ指差したり、「うさぎだね」「ライオンだね」「もぐらだね」とわたしが答えるのをじっと聞いたりしています。
2. タンタンのぼうし
- 作:いわむら かずお
- 発売日:1978/1/1
《出版社からの内容紹介》
ひょい、と投げると小鳥やバッタをつかまえてもどってくる、子ざるのタンタンのすてきな帽子。ゆかいな結果が幼児の夢を広げます。
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何度も何度も読みすぎて、「スポッ」「ひょいっ」などのかけ声もほとんど真似できるレベルになった娘。
一番好きな場面は、全然帽子が落ちてこず、眠くなっても落ちてこず…
と思っていたら、次の瞬間に帽子がスポッと落ちてくるところ。
次の場面を知っているにも関わらず、何度読んでも大きな口を開けて驚いたり喜ぶ姿を見るのが嬉しくて、読む声にも熱がこもりました。
3. おおきなかぶ
- 再話: A・トルストイ
- 訳: 内田 莉莎子
- 画: 佐藤 忠良
- 発売日:1966/6/20
《出版社からの内容紹介》
おじいさんが植えたかぶが、甘くて元気のよいとてつもなく大きなかぶになりました。おじいさんは、「うんとこしょどっこいしょ」とかけ声をかけてかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おじいさんはおばあさんを呼んできて一緒にかぶを抜こうとしますが、かぶは抜けません。おばあさんは孫を呼び、孫は犬を呼び、犬は猫を呼んできますが、それでもかぶは抜けません。とうとう猫はねずみを呼んできますが……。力強いロシアの昔話が絵本になりました。
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超ロングセラーの一冊。
「うんとこしょーどっこいしょ」では、娘が椅子に座り、かけ声に合わせてわたしが娘の腕をを引っ張るというのが娘の中でのルールになっていて、この本を読んでほしいときは自分の椅子も一緒に持ってきます。
引っぱる人数がどんどん増えていき、かけ声も大きくなっていき…
娘の反応を見ていると、絵そのものというより、ストーリーに引き込まれているのを感じます。
4. ノンタンおよぐのだいすき
- 作:キヨノ サチコ
- 発売日:1977/8/12
《出版社からの内容紹介》
海でおよいでいたノンタンたちは、まいごのちびっこかめさんのママを探しに出かけますが?大きなさかなに追いかけられて?
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ちびっこカメさんのママを探すお話。
魚に食べられそうになるところは、娘のドキドキが伝わってくるようだし、最後にママに出会えたところではわたし(読み手)よりも早く「ママー!」と叫び、再会できたことをカメさんと同じように喜んでいるよう。
本を楽しんでいることが伝わってくる一冊でした。
5. どんどこももんちゃん
- 作:とよた かずひこ
- 発売日:2001/9/10
《出版社からの内容紹介》
ももんちゃんが、どんどこどんどこ走っていきます。川を渡って山を登って、どんどこどんどこ。
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「ももんちゃんシリーズ」、これまでにも何度か読んだことはあったけれど、それほど娘の興味が向くことなく。
久しぶりにももんちゃんシリーズの代表格であるこの本を読んだところ、走ることが大好きな自分と一致したのか、ただただこのももんちゃんがかわいいからか、「どんどこ」というリズムが楽しいのか、一気にハマって何度もリクエストが来るように。
ももんちゃんが転ぶところでは、一緒にごろーんとベッドに寝転がったり、最後の場面ではギューっとしたり。
子どもとのスキンシップを取るのにもよい本です◎



山を登ったり、クマさんを倒したり、転んでも泣かなかったり…いつでも一生懸命で健気なももんちゃんに、わたしもキュンとしてしまいます
6. のせてのせて


- 作:松谷 みよ子
- 絵: 東光寺 啓
- 発売日:1969/7/5
《出版社からの内容紹介》
松谷みよ子の赤ちゃんのほんのシリーズの一冊。どのお話にも共通する優しく暖かい眼差し。
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この「のせてのせて」もまこちゃんとくるまにのりたがる動物達のやりとりの愛らしさがたまりません。
まこちゃんのじどうしゃが、はしります。ブブー。のせて、のせて。うさぎ、くま、ねずみもいっしょ。
最近、うさぎのぬいぐるみを気に入っているので、うさぎさんが「ストップ!」と言うところから目がキラキラ。
お友達がどんどん乗っていくところではニコニコし、トンネルに入るところでは「ハッ」と目と口を開き、トンネルから出たところで「わぁー!」っと喜んで再び笑顔になり、リアクション芸人並みの反応をしていました。
7. ジャッキーのおたんじょうび
- 絵: あだち なみ
- 文: あいはら ひろゆき
- 発売日:2005/7/31
《出版社からの内容紹介》
まちにまった、ジャッキーのおたんじょうび!
おにいちゃんたちは ケーキをつくり、テントをはって舞台をつくり、 プレゼントを用意して、演奏のれんしゅうと大忙し。そして、とびっきりのおしゃれをしたジャッキー。でも、興奮しすぎたジャッキーは……。
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何度か図書館で借りているうちに、どんどん好きになっていったジャッキーシリーズ。
お誕生日会が始まるシーンでは、自分の椅子を持ってきて、ジャッキーと同じように座ったり。
お熱が出たときに手紙が届くシーンでは、郵便屋さんになったつもりで一緒にドアをノックしたり。
お兄ちゃんたちがお祝いしてくれるページでは、それぞれのお祝いの仕方を真似してみたり。
8. ふたごのしろくま ねえ、おんぶのまき
- 作:あべ 弘士
- 発売日:2012/5/31
《出版社からの内容紹介》
ふたごのしろくまが、かあさんぐまにおんぶをせがみます。でも、かあさんは……。
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氷の島にくらす、ふたごのしろくまとかあさんぐまがくりひろげる、愛らしいおはなし。
ふたごのしろくまとかあさんぐまとが、おんぶについてのやり取りをくり広げるお話。
ポチャンと海に入る場面と、ママの背中で眠ってしまう最後のページが娘のお気に入りで、何度も読みました。
甘えたい子どもと、一人前になれるよう背中を押す母親。
かあさんぐまの愛情に気持ちが重なり、わたしにとっても印象に残る一冊になりました。
9. かさ
- 作:太田 大八
- 発売日:1975/2/1
《出版社からの内容紹介》
雨の中を女の子が赤いかさをさしておとうさんをむかえにいくまでに、ドラマチックで楽しいできごとに会う。墨一色の中に赤いかさを配した絵で伝える文字なし絵本。
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どこかでオススメとして紹介されていた文字のない絵本。
文字がないと読みにくいかな…と思ったけれど、実際にはまったくそんなことはなくて。
自由に話を広げることができるし、1歳の娘も、絵から何かを感じ取っているみたい。
ページをめくるたびに、女の子のいる場所を指差して教えてくれるようになり、駅に着くと「パパ!パパ!」と、まるで自分がパパに出会えたかのような喜びよう。
文字がない分、想像力をフルに働かせて読むことになるので、この本は年代によってさまざまな楽しみ方ができる本だろうな〜と思います。もちろん、大人が読んでも楽しめます!
10. どんぐり
- 作:こが ようこ
- 発売日:2018/10/18
《出版社からの内容紹介》
「語りかけしたいけど…どうはじめたらいいの?」
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「絵本を読んであげたいけど…どれから読めばいいの?」
という、育児にがんばるママパパを応援するためにつくられた絵本です。
「どんぐり」と読みながら、体をそっとゆらしてあげると、あかちゃんはとってもうれしそう!
ぜひ親子ですてきな時間を過ごしてください!
本の中にはいろんな種類のどんぐりが出てくるのですが、娘にもお気に入りができたようで、そのどんぐりが登場した瞬間、娘のテンションが跳ね上がります。
「ストン!」「ポポポン!」というわたしの声を真似しながら、今か今かとそのどんぐりが出てくるのを楽しみにしてる様子には、とても微笑ましいものがあります。
まとめ
今回は、娘が1歳5〜6ヶ月のときに気に入り、くり返し読んだ絵本をご紹介しました。
- ぐりとぐら
- タンタンのぼうし
- おおきなかぶ
- ノンタンおよぐのだいすき
- どんどこももんちゃん
- のせてのせて
- ジャッキーのおたんじょうび
- ふたごのしろくま ねえ、おんぶのまき
- かさ
- どんぐり
子どもによって好みは違うので、どんなお子さんにもオススメ!と言えるものではないですが、こんな反応が見られたという一つの事例として、どなたかのご参考になれば嬉しいです^^
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