こんにちは、yukiです。
SNSなどで流行中の手作りビジーボード、ご存じですか?
つかむ、握る、引っ張る、舐める、音を鳴らす…
ビジーボード(busy board)とは、こういう赤ちゃんが大好きなものをたくさん詰め込んだおもちゃのこと。
『いたずらボード』『アクティビティボード』とも呼ばれ、日本のみならず、海外でもハンドメイドしている家庭があるみたい。
指先を使って遊びますし、視角、触覚、想像力を鍛えられる知育玩具でもあります。
SNSなどで見て気になっていたので、私も作ってみました。
先日やっと完成したので、作り方のコツや6ヶ月の娘の反応、手作りのデメリットなどをまとめます。
材料は100均でそろう!
ビジーボードの材料は、ほとんど100均でそろえることができます。
100均以外で使ったもの、入手したものはこちらのみ。
- 強力両面テープ(新たに購入)
- ガーゼ(家にあったもの)
- シュシュ(家にあったもの)
ビジーボードの材料
必要な道具
穴のあいた有孔ボードにアイテムを貼り付けるのですが、いくつか必要となる道具があります。
- 有孔ボード(デザインボード):ダイソー
- 結束バンド:ダイソー
- 強力両面テープ:ロフト
- 透明なテープ:家にあったもの
強力両面テープ以外はすべて100均でそろいます!
ビジーボードのアイテム
私は11個のアイテムを取り付けました。
ダイソーで買ったもの
- ファスナー
- 鏡
- くまさんメジャー
- 電卓
- おもちゃリング
- 呼び鈴
セリアで買ったもの
- プルアウトボックス(小)
- ヘアゴム
- スプリングキーホルダー
- ウエットシートのふた
家にあったもの
- シュシュ
ビジーボードの作り方
1. 材料を集める
SNSなどを見て、どんなアイテムを使いたいかをじっくり検討。
そして、ダイソー、セリアを回って材料を集めました。
正直、この工程が一番大変……というか、一番時間がかかりました。
ほしい商品がダイソーになくて、セリアに行ってもなくて、別のダイソーで発見した…みたいな。
材料さえ集まれば取り付けはそれほど大変ではなく、2〜3時間で完成しました!
2. パーツを仮置きする
どこに何を置けばいいか、貼りつける前に仮置きをしていきます。
ここは完全に作る側の好みですが、私は以下のようなことを意識しました。
- 似たようなものを近くに置かない(ゴムとシュシュは並べない)
- バランスよく色を配置する
- スペースに余裕を持たせる(ゴチャゴチャつめ込まない)
- 高さのあるものを横に並べない(遊びにくそうなので)
3. パーツを取り付ける
仮置きができ、それぞれの位置が決まったら、取り付けていきます。
4. 各パーツの取り付け方
基本的には結束バンドで固定。
結束バンドで付けられないものは強力両面テープで貼りつけました。
それぞれのパーツの取り付け方をご説明します
ファスナー
上下を結束バンドで固定。
結束バンドを入れる穴は、ハサミで切り込みを入れるだけでOK。
鏡
スプリングキーホルダー
おもちゃリング
呼び鈴
3箇所を結束バンドで固定。(写真には写っていないけれど、反対側も一箇所とめています)
ゴム
1本につき1箇所を結束バンドで固定。
シュシュ
左右2箇所を結束バンドで固定。
くまさんメジャー
結束バンドではとめられないため、両面テープで貼りました。
ウエットシートのふた
もともとついているテープの上から両面テープでしっかりつけたつもりでしたが、2週間ほどすると娘に外されてしまいました…。
もっとべったりテープを貼る方が安心ですね!
電卓
写真はありませんが、両面テープで貼りました。
プルアウトボックス
このボックスは底が少し凹んでいるので両面テープで貼ることができず、家にあった透明のテープでまわりをぐるぐる巻きました。
何重かに巻いたり貼ったりすると、ボックスがグラグラすることなく、娘が引っ張っても取れていません◎
そして、このボックスの中には家にあったガーゼを入れています。
赤ちゃんはティッシュを次々と出して遊ぶのが好きだと聞いていたので、ガーゼで代用★
作るときの注意点
1. メジャーの金具を取る
メジャーの端についている金具が取れると誤飲につながる可能性があるので、金具部分を切って結びました。
また、くまさんの耳にもボールチェーンがついていましたが、こちらも危ないので外しました。
2. スプリングキーホルダーの金具を取る
事前写真を撮っていないのですが、キーホルダーの端っこに丸い金具がついていました。
子どもが舐めることを考えたら何となく外しておく方が安心かな、と。
3. 有孔ボードの周りを保護する
有孔ボードは普通の木でできているので、ささくれでケガをしないよう、周りをメンディングテープで保護しました。
6ヶ月の娘の反応
ビジーボードを娘の前に出した時の反応は、今でも忘れられません。
目をキラキラさせながら手を伸ばし、興味深そうにいろんなアイテムを触ってくれました。
娘のことを思いながら作ったおもちゃ。
喜んでくれるのは本当にうれしいです^^
ガーゼを取り出したり…
ふたをパカパカしたり…
ゴムを引っ張ったり、舐めたり…
人気のアイテムランキング
ご参考までに…
7ヶ月の娘のお気に入りはこんな感じです。
- プルアウトボックス
- 鏡
- 呼び鈴
①は、やっぱりガーゼを引っ張り出すのが好きみたい。
引き出したガーゼをよく食べているので、毎日のように交換しますが、ティッシュより経済的なので助かっています☆
②は、自分の顔やママの顔を鏡で見るのが好きだから。
③は、音を鳴らすのが楽しいというのもありますが、ミルクが出ると思っているのかよく舐め舐めしています。笑
ビジーボードのデメリット
赤ちゃんの好きがいっぱい詰まったビジーボード。
子どものことを考えながら作ったおもちゃを喜んでもらえるととても嬉しいですが、いくつかデメリットもあります。
私が感じた手作りビジーボードのデメリットをお伝えします。
1. 赤ちゃん用の材料ではない
有孔ボードはじめ、ビジーボードを作るために調達してきた材料は、赤ちゃん用に作られたものではありません。(おもちゃリング以外)
赤ちゃんには絶対に安心安全なものをー!という方にはオススメできません。
2. 誤飲などの危険あり
しっかりボードにつけたつもりでも、赤ちゃんの力はかなり強く、引っ張って外れてしまうこともあります。
(ウエットシートのふたは2週間ほどで外れました)
対策としては
- できるだけ結束バンドで止める(外れないため)
- 目を離さない
くらいでしょうか。
また、手で叩いたり足で蹴ったりしても危ないので、しっかり見守ることは必須です。
3. そんなに安くはない
パーツ11個をつけて、ボード、結束バンド、両面テープを買うと約1500円くらいはかかります。
手作りだからといってそれほど安いという印象ではないですね。
ビジーボードを購入する場合、安いものでは2000円前後くらいからありそうです。
4. 捨てるのが少し大変そう
私が購入したボードは幅60cm×高さ30cm。
捨てるときに少し大変そうなので、30cm×30cmのボードをふたつ組み合わせたら良かったな〜と思っています。
5. ボードの裏面が危ない
ボードを立てて設置できる場所があればいいのですが、わが家にはあいにくそのような場所がなく、床に置いて遊ばせています。
ただ、裏面はこんな感じになってるんです。
まとめ:ビジーボードを作ってよかった
ビジーボードの作り方や娘が遊ぶ様子などをお伝えしてきました。
安全性の面からは「とてもオススメできます!」と言えるものではないけれど、個人的には作ってよかったと思っています。
その理由はただひとつ。
自分が作ったものでわが子を笑顔にできる、の一点に尽きますね。
どんなものに興味を示すかな〜と子どものことを考えながら材料を集めるのも(大変だったけど)楽しかったし、興味津々で遊んでくれているのを見ていると幸せな気持ちになるものです。
100均で入手できるものだけで作れますし、ご興味のある方は作られてみてはいかがでしょうか^^
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