席を譲ってもらう立場になり、感じること

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こんにちは、yukiです。

先日、妊娠後期に入りました。

お腹が大きくなり、電車やバスで席を譲っていただく機会が増えている今、感じることを書いてみようと思います。

目次

席を譲ってくださる方の傾向

平日は毎日電車に乗っているので、もう10回以上、車内で席を譲っていただいていると思うけれど、そのほとんどが女性。

20〜50代あたりの方が満遍なく譲ってくださる印象です。

ところが。

つい先日、朝6時頃の電車に乗ると、30代くらいと思われる男性が、電車に乗りこんだわたしを見た瞬間、「どうぞ」と席を立ってくれたのです。

前述のとおり、譲ってくださる方のほとんどが女性で、電車で譲ってくださった男性は唯一この方だけ。

「ありがとうございます」と遠慮なく座らせてもらいながら、奥さんが妊娠された経験があるのかな、とか、自分の夫も妊娠中の人を見たときに同じことができるかなぁとか、いろんなことを考えてしまいました。

自分が当事者になり気づくこと

第一子を妊娠していたときは、マタニティマークの重要性は知りながらもなんとなく抵抗があり、妊娠が終わるまでマタニティマークを付けることは一度もありませんでした。

ただ、マタニティマークがなくても一目で妊婦だと分かるお腹の大きさになってからは席を譲っていただく機会も増え、それまでの人生で一度も席を譲ってもらうという経験がなかっただけに、急に周囲の人が優しくなったと感じたものでした。

妊娠や出産を経験し、周囲から気遣いを受ける立場になった人であれば、「逆の立場になったときには自分も同じようにしよう」と思ったことがある方も多いのではないかと思います。

もちろん、意識はしていても、乳幼児を抱えて電車やバスに乗っているとなかなか難しい場面もあり、100%譲ることができているわけではないけれど、やはり「自分が当事者になった」という経験は大きく、自分の中の根本的な何かが変わったような気がしています。

ご高齢の方に席を譲るというのは自分の祖父母を思い浮かべれば簡単で、若い頃からそれほど抵抗感なく譲ることができていました。

ただ、妊娠を経験していなかった頃は、「妊婦さんが倒れたら大変」くらいは思っていたかもしれないけれど、「つわりで乗り物酔いになる」なんて知らなかったし、妊娠中の人の体調をイメージすることがなかなかできなかったんですよね。

なので、妊娠中の人に席を譲ることができる若い人は、相手のことを慮れる人か、まわりにそのお手本を見せてくれる人がいたんだろうなぁと、今となっては思います。

高齢出産なので、そこに気づくのが遅くなったのは残念ではあるけれど、まだまだ人生は長いので、アラフォーというタイミングではあっても気づくことができてよかったなぁとも思っています。

席の譲り合いで人の優しさに触れる

先日、バスに乗ったときのこと。

2歳の娘を膝にのせて、優先座席に座っていました。

だんだん車内が混みあってきたと感じていたとき、腰の曲がったご高齢の男性が乗ってこられました。

後部にある普通席はもちろん、優先座席もすべて埋まっており、その方は手すりを持って立たれました。

少し離れていたため、夫に声をかけに行ってもらって自分が座っていた場所に座ってもらい、わたしは娘を抱っこして立つことに。

すると、すぐ近くにいた男性が「こちらにどうぞ」と声をかけてくださったんですよね。

娘を抱えて揺れる車内で立つのは正直厳しかったこともあり、ありがたく座らせてもらうことにしました。

「席を譲る」という、日常よくある行いではあるけれど、人の優しさの連鎖に自分も入れたような気がして、ほっこり優しい気持ちになれたのでした。

娘にも、席を譲れる人になってほしい

こうやって、人の優しさに触れる場所に身を置くと、まわりの人の状況を観察したり、周囲への思いやりの気持ちを育てることに繋がると感じます。

娘にも、同じような経験を積んでもらい、人の気持ちを考えられる人になってほしい。

そのためにやるわけではないけれど、親が背中を見せていきたいなぁと思ったりもしています。

まとめ

最近、電車やバスで席を譲っていただく機会が増え、感じたことをまとめてみました。

出産を終えると、席を譲られる機会自体がほとんどなくなると思うので、人生の中でも貴重な妊娠期に感じたことを書き留めておくことができたのはよかったかな。

自分の体が元気なうちは、まわりの人への思いやりを行動で示せる余裕を持ち続けたいなと思います^^

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この記事を書いた人

2歳、0歳の女児の母。2022年5月よりフルタイムワーママになりましたが、現在は第二子の育休中。風通しよくスッキリと、好きなものに囲まれて心地よく暮らしたい。

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