こんにちは、yukiです。
赤ちゃんが生まれてからの1年間というのは、人間の一生の中で最も成長すると言われています。
体の大きさだけでなく、寝んねしかできなかった頃から首が座る、寝返りを打つ、お座りする、ハイハイする、つかまり立ちをして歩き出す…と、ものすごい発達を見せる時期。
目の前でどんどん成長していく姿を目に焼き付けたいと思っているにもかかわらず、日々新しい出来事が起こると記憶も上書きされ、悲しいことにその思い出もだんだん薄れていきます。
そんな赤ちゃんの成長を、わたしたちの「記憶」だけでなく「記録」として残したいと、マンスリーフォトを撮る人が増えています。
マンスリーフォトとは、月齢写真、月齢フォトとも呼ばれ、毎月生まれた日などに撮る赤ちゃんの記念写真のこと。
毎月似たような構図で写真を撮ることによって、ひと目で赤ちゃんの成長を感じることができ、もはや定番とも言えるイベントになっています。
0歳1ヶ月から1歳になるまで続けたわが家のマンスリーフォトについてご紹介します☆
構図を決めたときのポイント3つ
わが家では、月齢シーツを使って撮影することにしました。
後ほど詳しくご説明しますが、月齢シーツというのは赤ちゃんを寝かせて写真撮影をするための布のこと。
まずは、わが家で「この構図にしよう!」と決めるまでの過程を振り返り、そのときのポイントをご紹介します。
1. 続けやすい
わが家では「1歳まで毎月撮り続けること」を一番のゴールに設定しました。
SNSでは、季節に合わせて飾りを変えたり、凝った構図で撮影したり、こんな写真残したいな〜と思うものばかりが並んでいます。
「どれもこれもかわいい!」とワクワクしながら眺めていたけれど、最初だけ張り切ったとしても、続かなければ定点観測にならない…と思い直し、1年間続けられそうかどうかを第一優先にして構図を選びました。
さまざまな選択肢が目の前に現れると心が揺れることもありますが、譲れないポイントを決めておくと迷うことが少なくなり、結果として自分が楽になります。写真撮影を家族のイベントとして楽しみたい、とにかく簡単に撮りたい、お気に入りのおもちゃと撮りたい、季節感を取り入れたいなど、自分にとっての譲れないポイントを決めておくことをオススメします。
2. 思い立ったら1分で準備できる
1ヶ月に1回訪れるマンスリーフォトの撮影。
これを続けるためには「準備が簡単」という視点は欠かせません。
赤ちゃんとの生活がどんなものになるか全く見えない中、産後の朦朧とした頭で写真の構図を決めたため、自分と子どもがどんな状態であっても「とりあえず撮影しよう」と思えるように1分で準備ができることもひとつの条件にしました。
3. 1年間同じ構図で撮影する
SNSを見ていると、1月はお正月、2月はバレンタイン…など季節のものを取り入れる方も多く、どれもこれも本当に素敵な写真たちばかり。
「今月は何にしよう♡」と考えることやその準備も楽しめる方であれば、大いに時間をかけた毎月のイベントにしてしまうのも楽しいだろうな〜と思います。
ただ、わたし自身はそこまで写真撮影に情熱をかけられるタイプではなく、使うアイテムやポーズを考えることに時間を割きたくないと思ってしまうし、できることなら何も考えずにサクッと撮影だけして終わりたい。
ということで、季節感を取り入れることは断念し、1年間同じ構図で撮ることに決めました。
準備したもの
- 月齢シーツ
- ぬいぐるみ
- フォトフレーム
- お花
1. 月齢シーツ
月齢シーツとは、フォトマット、ベビーシーツなどとも呼ばれ、主にマンスリーフォトを撮るときに使うもの。
わが家では、どんな服とでも合うようにモノトーンのシンプルなものが良いと思い、こちらのシーツを購入しました。
100cm×100cmの大きさで身長が測れるメモリもついているので、身長の変化も一目瞭然。
”ブランケット”と呼べるほどの厚みはありませんが、マンスリーフォトを撮影する分には十分◎
シワになりにくい素材なのか、わたし自身が大ざっぱな性格だからか……シワはそれほど気にならず、初回だけアイロンをかけたけれど、2回目以降はアイロンなしで使いました。
Amazonなどではもっと安いものも売られていましたが、レビューを見ると「薄い素材」というコメントが多く、デザイン違いかも?
レビューを見て、こちらのお店にしました。
2. ぬいぐるみ
SNSで見て一目ぼれしたぬいぐるみは、ファーストトイとして産前に唯一用意した娘へのプレゼント。
毎月一緒に撮影することで娘の成長がより際立つかなと思い、マンスリーフォトにも入ってもらうことにしました。
うさぎの耳の内側が花柄の「Blossom」を選びました
イギリスのロンドン生まれ、シャーロット王女に愛用されたことでも有名ですね。
もふもふの手触りがとても気持ちよく、何よりも見た目が愛くるしいので、見ているだけでキュンキュンします。
退院直後の娘と。Mサイズでこんな感じです
3. フォトフレーム
月齢を囲むためのフォトフレームは、100均で購入。
写真用のものではなく、造花のリースを使っても可愛いですし、時間があれば手作りするのもいいですね!
3種類購入して使いまわしました!
4. (装飾用)造花
ぬいぐるみだけだと寂しい絵面になるかも…と思い、これまた100均で造花を数本購入しました。
数本ではあっても色が入ることで、写真に華を添えてくれます
マンスリーフォト撮影のコツ
1. 同じ構図で撮る
マンスリーフォトの目的は、子どもの成長記録を残すこと。
2. 撮影時間帯は午前中がベスト
何度か撮影を重ねるうちに、たくさん眠り、ミルクを飲んだりごはんを食べたあとのタイミングが一番ご機嫌ということが分かり、マンスリーフォトは午前中に撮るというのがわが家のお決まりになりました。
子どもにとってのベストな時間帯を見つけたいですね!
3. 窓際で、レースのカーテンを閉めて撮る
明るい光の中で撮りたいけれど、直射日光が当たると影ができたりしてイマイチいい写真にならない……。
レースのカーテンを閉めると、窓から差し込む光が柔らかい自然光になるので、明るくてキレイな写真を撮ることができます。
これに気づくまでかなり時間がかかりました…はじめから知っていれば良かった!
4. 真上から撮る
斜め上から撮った写真だと、子どもの体の大きさが分かりにくいため、できる限り真上から撮るようにしていました。
生まれてから数ヶ月経つと、シャッターボタンを押すまでじっとしてくれるなんてことは奇跡に近く、大げさではなく5秒以内に撮り切る覚悟でのぞみます。
椅子やテーブル、ソファーに乗り、手を長く伸ばして連写!
躍動感のある写真しか撮れない月もありましたが、それもいい思い出です。
娘のマンスリーフォト
こんな感じで1年間撮影し続けたマンスリーフォト。
娘の1年間を並べてみます。
0歳1ヶ月〜11ヶ月
今回、記事にしようと写真を改めて確認したところ、なんと12ヶ月目、1歳のフォトを撮り忘れていることが発覚……ショック。
まぁ1歳の誕生日のときにはたくさん記念撮影もしたのでよしとします。
さて、1年分の写真を並べてみると、体の大きさだけでなく表情や動きもどんどん豊かになっていることに気づいたりもして、改めて成長を感じました。(体のサイズ比較のため、1歳のところへは誕生日に撮影したものを載せました)
いい写真ばかりじゃない…オフショットも
上で並べたのはその月一番のベストショット。
5ヶ月くらいからはかなり活発になり、とにかくまぁよく動く。
じっとしてくれないんですよね。
大人二人、あの手この手で娘の気を引こうとするものの、その場に大人しく止まってくれるのは長くて数秒……。
すぐにゴロンと寝返りを打ったり、体を動かしてシーツをぐちゃぐちゃにしたり、座り込んで動かなくなったり、泣いて抱っこを求めてきたり。
そんなオフショットも数枚載せさせてください。
まとめ
今回は、マンスリーフォトについてご紹介しました。
忙しい子育ての合間に撮影をするのは大変…と感じるときもあったけれど、改めて見返すと、やっぱり撮っておいてよかったなと感じます。
「定点観測により成長を感じること」という当初の目的は十分果たせたし、いつか家族で一緒に振り返るのも楽しいだろうな〜とワクワクしています。
マンスリーフォトを検討されている、どなたかのご参考になれば幸いです^^
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