こんにちは、yukiです。
先日、初めてひろゆきさんの本を読みました。
「僕が親ならこう育てるね」という、ひろゆきさんが初めて子育てについて書かれた一冊。
これまで、彼がネット上であらゆる人と絡む姿しか見たことがなかったけれど、子育てや教育について「マジメに論じる」と謳っているだけあり、彼にとっての「子育ての正解」がとても分かりやすく書かれていました。
今回は、ひろゆきさんの本の中でも「一番売れている」と帯に大きく書かれているこちらの本を読みました。
彼の基盤を作り上げたその生い立ちに始まり、どのような考え方で人と付き合い、仕事やあらゆる物事を選んできたのか。
そして、大切にしている判断軸や考え方は何なのか。
もしかしたら、ここに書かれていることは彼の中のほんの一部分かもしれないけれど、それでも彼が大事にしていること、大事にしてきたことはちゃんと言葉にして差し出してくれたような気がして。
正直なところ、ここまでオープンに自分のことを語る人だとは思っていなかったので、とても意外に感じるところも多かったしし、読み終えて彼に対する印象が随分変わったと感じました。
そして、ひろゆきさんという人に世の中の人たちが興味を持つ理由、「何か気になる」と思われ続ける理由がぼんやりと見えてきた気もしています。
印象に残った箇所はいくつもありましたが、その中でも自分の生活に取り入れようと思ったことを3つ、まとめてみました。
本の概要
著者
ひろゆき
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。
1%の努力(Amazon)
出版
- 出版社:ダイヤモンド社
- 発売日:2020/3/5
出版社からのコメント
大ヒット44万部を突破!!
1%の努力(Amazon)
2021年年間ベストセラーランキング第4位 (ビジネス部門。トーハン、日販調べ)
テレビ出演やYouTube動画で話題沸騰。
☆「気持ちがラクになった」「ダントツ面白い」など、大反響! !
★世界一の管理人が、初めてマジメに語る「人生論」の完全決定版。
☆「2ちゃんねる」「ニコニコ動画」「4chan」そしてYouTube動画でも話題!!
「ひらめきもないまま無駄な努力を重ねている人が多すぎる。」
自分の頭で考え続け、たどり着いた『1%の努力』の中身とはーー
1. 適当なことは口にせず、本音で話す
世の中、みんな本音を言わない。「言ってはいけない」という空気が支配している。そんな中で、本音をズバッと言う人がいたらどうだろう。一気にポジションを取れる。
もちろん、好き嫌いで言うのではなく、根拠を提示したり、改善策を一緒に考えたりはする。ただ、無責任に「うまくいきますよ」とは言わないだけだ。
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わたしの友人の一人に、まさにここで書かれているような「ズバッと本音を言う」ポジションの女性がいます。
その彼女は友人も多く、仕事でも求められる存在で、いつも人の輪の中心にいる人。
空気を読む力とコミュニケーション力が抜群に高く、頭の回転も早いので、ズバッと切り込んだり、正直な意見を伝える一方で、うまく笑いに包んだり、相手の気持ちを汲んだ発言もできる。
つい最近、話をしたというのもあるけれど、この部分を読んだときに彼女のことが頭に浮かびました。
彼女のような人って、生まれながらにしてコミュニケーションに関する力が極めて高くて、こういうことが自然とできてしまうんだろうなと思っていたし、実際、もともと彼女が持つ素質が影響している部分は大いにあると思います。
でも、改めて彼女のコミュニケーションを考えたとき、彼女なりに工夫をしたり、失敗して学んで改善して…というプロセスを経た上で、現在の「本音で話す。適当なことを言わない」というポジションを作り上げてきたんじゃないかなとも思ったんですよね。
わたし自身、ズバッと本音で言いたいことを言う場面もなくはないけれど、空気を読みすぎてしまって言葉を発するタイミングを逃したり、「言わなくても分かるでしょ」という空気に飲まれて聞きたいことが聞けない…ということがあります。
- まずは「言ってはいけない」という空気がそこら中にあることを認識する
- ただの好き嫌いではなく、根拠に基づき難しいことは難しいとはっきり言う
- 空気を読みすぎず、思ってもいないことは口にしないと決める
今日から、自分の意識を変えていこうと思います。
2. 1週間に1回は新しいことをやってみるチャレンジ
今週を振り返ってみて、1つでも「新しいこと」はあっただろうか。(中略)
僕は、博学でもなんでもない。知っていることを話しているだけだ。ただ、世の中から見ると、物知りに見えるということは、当たり前のようにやっていることが差がついているということだろう。
それがまさに「予測不能なものにだけお金を払う」ということであり、「知らないことは潰していく」という習慣だったりする。
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「知らないことは潰していく」、単純にやってみたいなと思いました。
「新しいこと」と言っても大袈裟なものではなくてよくて、新しいお店に行ってみるとか、食べたことないものを食べてみるとか、行ったことのない場所に行ってみるとか、そういうことでいいんですよね。
自分が知っていることをどんどん増やしていくイメージ。
小さい子供と一緒に生活していると、一日が一瞬で過ぎていくし、とにかく毎日同じことの繰り返しになります。
「いつもの一日」で終わればラッキーという話もありますけどね…
毎日のように新しいものを吸収し続けている人が隣りにいるから、バタバタでありながらも新鮮な日々のような気がしているけれど、実際に自分自身の視野を広げたり、自分が知らないことを減らしていくというのとは少し違う気もするんですよね。
もちろん、子どもの成長を見て「知らないことを潰せた!」という感覚が持てるのであれば「新しいことをした」と言えるのかもしれない。
また、予測不能な出来事が起きてそれに対処することで、ひとつ経験値が上がったとも言える。
でも、子どもがひとつ言葉を覚えるたびにこういう感覚を持てるわけではないし、子育てをする毎日だと子ども以外に刺激がなく、どうしても日常がマンネリしてしまうと感じる一面もあります。
子供が小さいうちは必ずしも「自分自身の新しいこと」ばかりを追いかける必要はないかもしれないけれど、新しい調味料を使ってみるとか、新たなレシピで料理を作ってみるとか、そういうことはできますよね。
週に一つは新しいことをしてみるという意識を持つだけで、知らなかったことを知れたり、新しい体験をしてみようとする気持ちが起きるから不思議なもの。
一週間に一回、新しいことをしてみるチャレンジ。早速今日からやってみます。
3. 自分が納得できるポイントまで調べる
興味が出たものは徹底的に調べる。そして、納得するポイントを探る。
「仕事だから調べる」「しょうがないから調べる」ではなく、「知りたいから調べる」を出発点にするのが大事だ。そうやって過程を楽しめる人になろう。
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わたしは、自分が知らないことについて調べることが好きです。
好きというか、調べることが苦にならないので、「調べるのが面倒くさい」と思うことはほとんどないんですよね。
今はインターネットがあるので、調べるハードルがとても低いというのも一因ですし、知らずにモヤモヤするくらいならちょっと調べてスッキリしたいという思いの方が強いからかも。
ただ、わたしが自分に対して惜しいと感じるのは、「徹底的に」調べるというところまではやらず、適当なところで終えてしまうこと。
大枠だけつかんで終了するので自分の中に知識として定着せず、なかなか人に説明できるレベルにならないと感じています。
これを解消するには、ここに書かれているように、せめて「自分が納得するポイント」を見つけるところまでは調べるというのがいいのかも。
これまでよりもう一歩踏み込んで「自分が納得できるポイント」がどこかを探りながら調べることで、ぼやっとした大枠だけでは掴みきれなかったものが見えてくる可能性もあるのではないかなと思っています。
まとめ
今回は、ひろゆきさんの「1%の努力(Amazon)」を読んで感じたことをまとめてみました。
思ったことをストレートに言うし、見方によってはちょっとぶっ飛んだ人のようにも思えるひろゆきさんですが、この本を読めば彼がいかにまともでちゃんと物事を考えている人かということがよく分かります。
本を読んだだけで彼のような切り返しができるようになるわけではないけれど、彼の考え方のエッセンスを自分の生活に取り入れてみたいと感じました。
このレビューが、どなたかのご参考になれば嬉しいです^^
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