「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン | スマホ依存をなくすためにできること

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こんにちは、yukiです。

以前、女優の石田ゆり子さんが読んでいるとの投稿を目にして気になっていた本、「スマホ脳(Amazon)」を読みました。

2021年で一番売れた本らしく、2023年9月現在、60万部を超える大ベストセラーになっているんだとか。

Amazonの評価も高い!

自分自身のスマホとの付き合い方について、もともと課題認識を持っていたわけではなく、子どもにいつからスマホを持たせるかもいずれ考えなきゃなぁと軽い気持ちで読み始めたのですが、まぁいろいろと考えさせられる内容でした。

子どもへの影響というより、まずは自分自身がどのようにスマホと付き合うのがよいかを考えるきっかけになり、そのうちのいくつかはすぐに自分の行動にも取り入れることに。

この本を読んで学んだこと、そして自分自身の行動にどのように取り入れたかについてまとめます。

この記事はこんな人におすすめ
  • スマホとの付き合い方を考えたい
  • スマホが子どもに与える影響を知りたい
  • IT企業のトップが子どもにデジタル・デバイスを与えない理由を知りたい
目次

本の概要

著者

アンデシュ・ハンセン

1974年生まれ。スウェーデン・ストックホルム出身。前作『一流の頭脳』が人口一〇〇〇万人のスウェーデンで六〇万部の大ベストセラーとなり、世界的人気を得た精神科医。名門カロリンスカ医科大学で医学を学び、ストックホルム商科大学でMBA(経営学修士)を取得

スマホ脳(Amazon)

出版

  • 出版社:新潮社
  • 発売日:2020/11/18

内容

平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか?睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存―最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。

スマホ脳(Amazon)

1. この本から学んだこと

まずは、わたしがこの本を読んで初めて知ったこと、改めて認識したことなどをご紹介します。

  • 私たちを取り巻く環境と、人間の進化の結果が合っていない
  • IT企業トップは子どもにスマホを与えない
  • 私たちは一度にひとつのことにしか集中できない
  • 手書きメモはPCに勝る
  • デジタル端末を使う時間が長いほど、精神的な不調をきたす

① 私たちを取り巻く環境と、人間の進化の結果が合っていない

人間は他の動物と同じように、何百万年もの時間をかけて、環境に適応するよう進化を続けてきたけれど、ここたった数千年で周囲の環境を著しく変化させてきました。

数千年というと未知の時間のようにも感じるけれど、進化の見地から見れば一瞬。

人間の進化の結果と、今わたしたちを取り巻く環境はまったく合っていないそう。

② IT企業トップは子どもにスマホを与えない

本書では、以下のような人たちの例が書かれています。

  • スティーブ・ジョブズは自分の子どもにiPadを与えず、スクリーンタイムを厳しく制限している。
  • ビル・ゲイツは子どもが14歳になるまでスマホを持たせなかった。
  • ジャスティン・ローゼンスタイン(Facebookの「いいね」機能の開発者)は自分のFacebookの利用時間を制限し、スナップチャットの使用はやめた。

SNSを開発する企業は、スマホへの依存度を最大限高めるために、行動科学や脳科学の専門家を雇って人間の脳を徹底的に調べ、時間を問わずにスマホを手に取りたくようなメカニズムを日々研究しています。

よって、テクノロジーに精通している人ほど、その魅力が度を過ぎていることを認識し、制限した方がいいと考える傾向にあるため、自分の子どもがデジタルデバイスを使うことには慎重になっているとのこと。

そのような開発の裏側を知らないと、知らないうちに脳がハッキングされてどんどん依存度が高まり、スマホ中毒に陥っていくという仕組みができあがるという構図ですね。知ったところで、この構図から抜けるのはなかなか難しいものがあるけれど……まずは知れたことだけで第一歩。

③ 私たちは一度にひとつのことにしか集中できない

  • 現代は、複数のことを同時にする=マルチタスクをしようとする人が多い。
  • でも、そもそも人間は一度にひとつのことにしか集中できないため、複数の作業を同時にこなしていると思っていても、実際にやっていることは作業の間を行ったり来たりしているだけ
  • たとえば、メールを書きながら講義を聴けると思っているかもしれないけれど、実際には2つの作業の間で集中の対象をパッパッと変えているだけというのが現実。
  • 脳には切替時間が必要なので、集中する先を切り替えた後、再び元の作業に100%集中するためには何分も時間がかかる

日々の仕事でも私生活においても、自分がマルチタスクをこなしている感覚になることがあるけれど、実際にはそういう「気がしている」だけで、ずっと集中できているなんてことはないんだろうな。

④ 手書きメモはPCに勝る

ペンだとキーボードほど速く書けないため、何をメモするか優先順位をつけることになる。つまり、手書きの場合はいったん情報を処理する必要があり、内容を吸収しやすくなるのだ。

スマホ脳(Amazon)

手書きかPC入力かというのは、これまでも折に触れて考えてきたこと。

速く書ける、書き直しが簡単、検索やコピペができるという点ではキーボードの方が優れていますが、手書きの方がいいと感じる場面もあり、手書きとキーボード入力を使い分けています。

これまで、ぼんやりとではありますが記憶に残りやすいのは手書きだと思ってきましたが、本書に書かれた「手書きの場合はいったん情報を処理する必要があり、内容を吸収しやすくなる」という理由はなるほど!と、とても納得できるもので。

たしかに手書きの場合、「あのときあの場所でここにこの言葉を書いた」といった情景までも覚えていることがあり、これは手書きにしかないなぁと思っていましたが、その理由が腹にストンと落ちてくる感覚がありました。

手書きとPC入力について書いた記事はこちら

読書メモは手書きをやめ、Notionで管理しています

⑤ デジタル端末を使う時間が長いほど、精神的な不調をきたす

  • スマホやパソコンの前で過ごす時間が長いほど、気分が落ち込み、精神的な不調に繋がり、鬱になる可能性も高い。
  • スマホをよく使うと答えた人ほど睡眠障害やストレスを感じる率も高い。
  • 特にSNSは常に他人と比較することがストレスになり、心に不調をきたす。

子どもを対象にした調査から、上記のようなことが明らかになったそう。

スマホの適度な使用はポジティブな効果も見られるそうだが、その使用時間が長くなると当然依存度も増し、特に心の健康に影響が出るようです。

今の時代、スマホと完全に距離を取ることは至難の技だと思うけれど、ホルモンのコントロールも未熟なティーンエイジャーの時期は、親もその使用頻度に関与していく必要があると感じました。

2. この本を読んで自分に取り入れたこと

はじめは「いつか来るだろう子どもとスマホの向き合い方を知りたい」という程度の好奇心で手に取りましたが、わたし自身もスマホ依存になっている可能性が高いと思うと怖くなり……

まずは自分の行動に取り入れられることをいくつか探してみました。

① スクリーンタイムを記録する

iPhoneではスクリーンタイムが設定できますが、バッテリーの減りが早くなるとの情報があり、無効化していました。

スクリーンタイムとは、iPhoneの使用時間を確認したり、操作を制限したりできる機能のこと。

すでに数年使っていて、バッテリーの減りがかなり早くなっているiPhone。

少しでも減らない工夫をしたいところではありますが、まずは自分自身を知ることの方が優先。

スクリーンタイムをオンにし、1日に自分がどれくらいの時間スマホを触っているのか、何回持ち上げたのか、どのアプリを使うことが多いのかなどを記録してみて、自分とスマホの付き合い方を見つめてみようと思います。

② スマホストラップを外す

裏側にポケットがあるスマホケースを使っていたのですが、ポケットに入れていた定期が落ちてしまったことをきっかけに、ストラップ付きが便利そうだな〜と新しいスマホケースを探しました。

やっとお気に入りのデザインのものが見つかり、新しいものに変えて約2ヶ月。

気に入って使っていましたが、ストラップ付きにしてからスマホを手に取る回数が増えているなぁと感じていたので、ストラップを外してみることにしました。

ついこの間まではストラップなしで過ごしていたので、おそらく大した問題はないだろうと思いますが、やはり不便!となったときにはストラップあり/ストラップなしのスクリーンタイムをチェックして、どちらがいいか検討するつもりです。

最近買い替えたのはこちら。ベージュを選びました

ダブルハート(DOUBLE HEART)

③ アプリの通知機能を見直した

新しいアプリをダウンロードすると、勝手に通知機能がオンになっていて、自分では設定していないのに通知が来ること、ありませんか?

あまりにも通知が多いと感じたときには設定を変えることもありましたが、そこまで面倒にも感じない頻度の場合はそのままにしていて……

自分のスマホなのに、どれくらい通知をオンにしているかも分かっていなかったので、まずは設定画面の「通知」からアプリ一覧を見てみました。

すると、意識もしていないところで通知オンになっているアプリが思った以上にたくさんあってびっくり!

通知オンにするのは「リアルタイムでの通知が必要なもの」だけと決め、通知設定を変更しました

最終的に通知オンにしたアプリはこちら

  • 通信系(LINE、メール、電話、メッセージ、FaceTime、Messager)
  • 写真共有アプリ「みてね」(家族間のコミュニケーションツール)
  • 緊急時に必要そうなもの(探す、ホーム)
  • 通知がほしいもの(Notion、ToDoアプリ、Watch、病院の呼び出しアプリ、メルカリ)

バッジ(赤丸)が出てきたら消したくなってしまうし、通知が届いているとついチェックしたくなるというのが、まさに行動科学に基づいて作られたメカニズムですよね。

通知一覧を見て、今の自分に必要ないアプリを削除することもできたので、この本をきっかけにスマホ整理ができてよかった!

まとめ

今回は、アンデシュ・ハンセンさんの「スマホ脳(Amazon)」を読んで感じたことをまとめてみました。

無意識にスマホを使い続けていたらどんどん依存度が増していくというのはかなり恐ろしい話ですよね。

とはいえ、相当な覚悟を持たないとスマホがない生活には戻れないわたしたちにできることは、意識的にスマホから離れる時間を持つこと、そして運動すること。

世界中の優秀な人たちが集まり、スマホを手に取る時間や回数を増やそうと日々研究を重ねている」というイメージを持てただけでも、この本を読んでよかったなと思います。

自分への意識づけのため、折に触れて読み返したいと思う一冊になりました。

このレビューが、どなたかのご参考になれば嬉しいです^^

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この記事を書いた人

2歳、0歳の女児の母。2022年5月よりフルタイムワーママになりましたが、現在は第二子の育休中。風通しよくスッキリと、好きなものに囲まれて心地よく暮らしたい。

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