「ヒュッゲ 365日『シンプルな幸せ』のつくり方」マイク・ヴァイキング | 幸せは自分次第

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こんにちは、yukiです。

先日、こちらの本を読みました。

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ヒュッゲってご存じですか?

数年前、欧米でブームになり、イギリスの流行語大賞候補にも選ばれたこの言葉。

これまでにも耳にしたことはあったものの、あまり深掘りしていなかったのですが、先日、何かの拍子にふとこの言葉が頭に浮かび、ヒュッゲについて書かれている本を探して読んでみたのです。

「ヒュッゲ」というのはオランダ語。

目に見える「もの」ではなく、その場の空気や経験を表す言葉です。

これらはすべて「ヒュッゲ」と呼べるもの

  • キャンドルの灯りの側でココアを飲むこと
  • 大好きな人と一緒にいること
  • スキーの後、ログハウスで疲れた体を休める時間

日々の生活の中で楽しい瞬間や心が動く瞬間はあるものの、「ヒュッゲ」と呼ばれるような時間を心の底から味わえているかと問われると、うーーん……と疑問が残る。

これまで馴染みのなかった「ヒュッゲ」を生活に取り入れてみたら、自分にどんな変化が起きるだろうと思いながら読み進めていくうちに、なんとなく心が軽くなりそうな、よい方向に向かいそうな予感が

ということで、この本を読んで自分の生活に取り入れたいと感じたことなどをレビューします。

目次

本の概要

著者

  • 著者:マイク・ヴァイキング
  • 解説者:ニコライ・バーグマン

【著者】マイク・ヴァイキング(Meik Wiking)

デンマーク・コペンハーゲンにあるシンクタンク「ハピネス・リサーチ研究所 Happiness Research Institute」CEO。ビジネスと政治学の分野で学位をもち、過去にデンマーク外務省などでの勤務経験がある。

「世界一幸福な国」と称されるデンマークにおいて、幸福の大きな要素である「ヒュッゲ」をテーマに執筆した本書は、イギリスから火がつき、全世界で大ベストセラーになった。

何が人々に健康と豊かさをもたらすかについて研究をつづけながら、講演活動のために世界中を飛びまわる毎日を過ごしている。

【解説者】ニコライ バーグマン(Nicolai Bergmann)

デンマーク・コペンハーゲン生まれ。

北欧と和を融合したフラワーデザインブランド「Nicolai Bergmann Flowers & Design」を立ち上げ、国内外にフラワーショップを10店舗以上展開。自身で考案したフラワーボックスは、フラワーギフトの定番として広く認知されている。また、ファッションやデザインの分野でも世界有数の企業と共同デザインプロジェクトを手がける、今や日本でもっとも有名なフラワーアーティストの一人。

2017年には新たにジュエリーブランド「NATUR & NICOLAI BERGMANN」をスタート。

「日本・デンマーク外交関係樹立150周年親善大使」も務める。

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方(Amazon)

出版

  • 出版社 ‏ : ‎ 三笠書房
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/10/13

内容

北欧デンマーク、世界一満ち足りた時間の国。

本当に大切な人、ものと暮らす、心あたたかい生きかた。

ヨーロッパから火がついて、たちまち世界各国で話題の地球的ベストセラー!!

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方(Amazon)

デンマークってどんな国?

もともと持っていたイメージ

私はデンマークなどいわゆる北欧へ行ったことがなく、映画や雑誌などの影響から北欧の国々に対して持っていたイメージはこういったものでした。

  • 福祉が充実している
  • 税金が高い
  • 物価が高い
  • 女性が活躍している
  • スローライフを楽しむ人が多い
  • 街並みや雑貨がかわいらしい

この本を読んで知ったこと

この本を読んで初めて知ったことや印象的だったことを書き出してみると…

  • 幸福度ランキングでは常にトップクラス
  • 友だちや家族とよく会っている
  • もっとも心が落ち着いていて、穏やかに生きている
  • 国民の7割以上は週一回以上キャンドルを使う
  • ワークライフバランスの取れた国
  • 人々の結びつきが強いゆえ、新しい人を受け入れるのに消極的
  • 天候には恵まれていない(特に冬はほとんど晴れない)
  • 1/3の人が通勤手段として自転車を選んでいる

幸福度ランキングといえばブータンのイメージだったので、北欧の国々がランキングの上位を占めていることにも知らなかった…。

家族や周りの人とのつながりが強い国なんですね!

この本のテーマである「ヒュッゲ」から離れ、別の視点で見れば他にもさまざまな特徴があると思いますが、ここにあげたものだけでもデンマークの新たな側面を見た気がします。

「ヒュッゲ」とは

1. その場の空気や経験のこと

スペルや発音を説明するのは簡単です。でも、「ヒュッゲっていったい何?」をきちんと説明するには、ちょっとしたセンスが必要です。

「人との温かいつながりをつくる方法」「心の安らぎ」「不安がないこと」もヒュッゲですし、「お気に入りのものに囲まれて過ごす幸せ」「心地よい一体感」もヒュッゲ、そして私のお気に入り、「キャンドルのあかりのそばでココアを飲む」こともヒュッゲ。

どれもこれもヒュッゲなのです。

ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方(Amazon)

あたたかい雰囲気、心地よいもの、ささやかな幸せ、人とのつながり…といったイメージでしょうか。

日本語の中で「これ!」と完全に意味が一致する単語はなさそうですが、本の中に出てくるさまざまなエピソードを読むと、こういったものたちの総称を、オランダの人たちは「ヒュッゲ」と呼んでいるんだろうと想像しています。

2. 動詞でもあり形容詞でもある

上の引用でも出てきたとおり、「ヒュッゲ」は動詞でもあり形容詞でもあります。

これ全部、正しい使い方だそう

  • ヒュッゲなレストランを探そう
  • 今あなたはヒュッゲしてる?
  • この絵はヒュッゲ的だね
  • あなたに会えてとてもヒュッゲだったわ

デンマーク人にとって大切な言葉であり、彼らの生活に欠かせないものだからこそ、どんな時にでも使えるような形で、言葉が進化したのかもしれないですね!

やってみたいこと

この本を読み、自分の生活に取り入れてみようと思ったことをご紹介します。

1. 「今」この瞬間にフォーカスする

今この瞬間に心を傾けることも、ヒュッゲを生む要素のひとつです。今生きている時間を体感し、味わおうとする強い気持ち、「今ここ」で起こっていることに深く関わろうとする姿勢が大切です。
たとえば、人里離れた場所にキャンプ旅行に出かけると、ネットはつながらないし、電話も使えません。メールもダメ。静寂、自然、よく仲間に囲まれていると、心からくつろぐことができ、その瞬間をより深く味わうことができます。

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今、この瞬間にフォーカスする=マインドフルネス(Mindfullness)の考え方ですね。

マインドフルネスについて改めて調べてみたところ、似たようなことが書かれていました

マインドフルネスを、“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義する。

なお、“観る”は、見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる、さらにそれらによって生じる心の働きをも観る、という意味である。

日本マインドフルネス学会

冒頭にも書きましたが、忙しい日々の中で「今」この瞬間を味わえていない…ということは、子どもが生まれてから以前にも増して強く感じるようになりました。

というのも、子どもは「今」しか生きていないので、過去に浸ることも、未来を憂うこともない。

年齢を重ねて記憶力や想像力などが育つにつれ、少し前のこと、少し先のことをだんだん考えられるようになり、大人に近づいていくんですね。

1歳の娘にとっては、目の前にあるもの、目の前にいる人が全て

そんな我が子と過ごしていると、どれだけ自分が「今」に集中していないかに気づかされる瞬間が増えました。

守るべきものがある私たち大人が、子どもと全く同じように過ごせるわけではないけれど、少しでも「今」を深く味わいたいと思い、「今から10分だけは娘と遊ぶことだけに集中する」と決めて、他のことは考えず、とにかく目の前の娘のことだけを見るという時間を意識的に持つようにしてみました。

そうすると、娘が喜んだ瞬間、目がキラキラと輝いた瞬間、悲しいと思った瞬間など、これまで以上に表情の移り変わりを敏感に感じ取ることができたんですよね。

そして、彼女の気持ちをストレートに受けてグッと私の気持ちが動いた!と思うこともあれば、全く感情が揺れずにとても冷静に観察していた…などということもあり、自分の気持ちがよりクリアに見えるように。

「今」をしっかりと味わうことで、これまで見えていなかったものが見えてきたり、知らなかった自分を発見したり。もっとさまざまな気づきを得られそうな気がしているので、これからも続けていきたいなあと思っているところです。

2. 何もせず、ぼーっとする時間を持つ

育休を終えて仕事に復帰して以降、朝起きてから寝る直前まで、休むことなく頭を動かし続ける日々。

コーヒーを淹れてホッと一息ついたと思っても、もう次の瞬間には今から何しよう、そういえばあれ調べなきゃ、これもやってなかったなど、頭が動きはじめます。

週末にはホッと穏やかな時間が流れることもあるけれど、子どもを遊びに連れていったり、翌週の予定を考えながら献立を考えたり、作り置きの料理を作ったり…。

この本を読むまで、自分自身がここまで頭を使っていること、一日中何かを考え続けていることに気付くことさえありませんでした

この本にはふんだんに写真が使われていて、ページをめくるたびに新たな写真と出会うことができます。

  • 砂浜で遊ぶ家族の後ろ姿
  • 自然の中で、シンプルな食事をとりながら会話する家族
  • 窓に向かって置かれた机
  • クッションが積まれたベッド
  • コーヒー片手におしゃべりをしているであろう女性の足

どの写真も、とにかくリラックスムードが漂っていて、見ているだけでふっと体の力が抜けたり、ずっと眺めていたいと思うものばかり。

その写真たちを見ていて、自分の中に余白がないと、こういう瞬間は訪れないなと感じたんですよね。

何かを考え続けた末に「幸せだな」と感じることもあるけれど、心と体の力を抜いた余白があるからこそ感じられるものも多いのでは、と。

ふと気がつくと、いつものクセでつい何かを考えたくなってしまうところがあるので、この本を読み終えてからは、意識的に何も考えない時間、ぼーっとする時間を作ろうと心がけるようになりました。

まずは、自分がどれだけ頭を動かしているかに気付くことからですね!

3. 肌触りのよいものをそばに置く

この本に載っていた写真の中で印象的だったもののひとつに「クッションとブランケットがベッドの上に無造作に置かれている」というものがありました。

本を読み終えてからしばらく経つのに、この写真がふと頭をよぎることが多く「もしかして無意識レベルでこういうものを求めている?」と思うように。

クッションやブランケットに強いこだわりがあると自覚していたわけではないけれど、そういえば、かなり昔にフランフランで買ったふわふわのブランケットをかなり長く使っていたり、寝具選びも肌触りがよいことを第一条件にしていたなあということに気付きました。

ちょうど、ソファに置くクッションを買いたいと思っていたので、自分が納得できる肌触りのものを探そうと思っています

結局、幸せは自分で決めるもの

「ヒュッゲ」についてさまざまな角度から書かれたこの本。

タイトルに「幸せのつくり方」と入っているだけあり、幸せを感じるための工夫がたくさん紹介されているという印象を受けました。

人々の幸せについて日々研究を続ける著者の視点で書かれているので、この本を読みながら「幸せ」を意識することは自然なことなのかもしれません。

デンマークは、太陽がさんさんと降り注ぐ陽気な国ではないし、日本のように美しい四季が見られる国でもない。

それでも幸せを感じる人が多いというのは、日々の暮らしの中で、幸せを感じられるようなちょっとした工夫をしているからなんですよね。

結局、幸せというのは、外的要因に左右されるものではなく、自分自身の中にあるということ。

  • 自分や周りの人を大切に扱う
  • 自分のご機嫌を自分で取る
  • 身の回りを少しでも心地よいものにする
  • 何が自分にとっての幸せかを知る

喜ばしいビッグニュースだけが幸せなのではなく、こういった小さなことの積み重ねこそが、自分の生活や人生に対する満足度を高めることに繋がっていくんですね!

まとめ

今日は、「ヒュッゲ 365日「シンプルな幸せ」のつくり方(Amazon)」についてご紹介しました。

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素敵な写真が多くて、眺めているだけでリラックスした気分になれる一冊

自分にとっての幸せについて思いを馳せる時間をもらえて、印象に残る本になりました。

毎日を忙しく過ごしている、どなたかのご参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

2歳、0歳の女児の母。2022年5月よりフルタイムワーママになりましたが、現在は第二子の育休中。風通しよくスッキリと、好きなものに囲まれて心地よく暮らしたい。

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