「読む力最新スキル大全」佐々木俊尚 | インプットしたものを自分の知肉にしたい

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こんにちは、yukiです。

昨年から、音声メディアであるvoicyを聞くことが習慣になり、フリージャーナリストである佐々木俊尚さんのこともvoicyで知りました。

毎朝、あらゆるテーマを取り上げて佐々木さんの考えなどを話してくださるのですが、その話がまぁ示唆に富んでいて。

テクノロジーや世界情勢など少し難しいと感じる話があったかと思えば、料理、趣味の山登り、三拠点生活のことなどゆるめの話もあり。

これまで一度も触れたことのないテーマの話を聞くことができたり、考えたこともなかった視点からの気づきをもらえたり、佐々木さんのvoicyを聞くようになってから、私自身の興味の幅もぐんと広がったと感じています。

その流れで著書も数冊読みましたが、今回は今年出版された「読む力 最新スキル大全」についてご紹介。

毎朝Twitterで、さまざまな記事を紹介するキュレーション(これは佐々木さんが広められた言葉だそう!)を10年以上続けられている佐々木さんが、どのようにして膨大な量の記事を読んでいるのか、いかに「集中力のなさ」と戦うことなく多くのタスクをこなしていくのかなどがこと細かに書かれています。

「こんなに手の内を明かしていいの?」と心配になるくらい、佐々木さんが使われているアプリや本棚のご紹介、インプットしたものをどのように自分の知肉として育てていくかといった極意まで、余すことなく大公開されています

自分の日常生活に取り入れたいと思った部分はたくさんありますが、その中でも「特にこれ!」という3つに絞ってレビューします。

目次

本の概要

著者

佐々木俊尚(ささき としなお)

作家・ジャーナリスト。テクノロジーから政治、経済、社会、ライフスタイルにいたるまで縦横無尽に発信し、日本のインターネット論壇における最強の論客のひとり。

「ノマドワーキング」「キュレーション」などの言葉を日本社会に広めたことでも知られる。

2010年代なかばごろから東京・長野・福井の三拠点生活を送り、コロナ以後に注目されてきている移動生活の先駆者でもある。

2010年前後からツイッターやフェイスブックでの発信にも力を入れるようになり、現在ツイッターのフォロワー数は約78万人、フェイスブックのフォロワー数は約2万人。

※経歴略

読む力 最新スキル大全(Amazon)

出版

  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋経済新報社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/1/28

内容

【目次情報】

◆序章◆まずは現代の知的生産に必須の「5つの大前提」を知る

◆第1章◆まず「落とし穴」を見極め、「読むべきもの」を選別する──情報源をふるいにかける

◆第2章◆ネットは「何を」見ればいいのか──良質な「プッシュ情報」と「プル情報」を同時に手に入れる

◆第3章◆SNSをどう使いこなすか──「情報ツール」としてツイッターを使いこなす。SNSでの「プル情報」のとり方

★「情報ツール」としてツイッターを使いこなす秘訣

◆第4章◆選んだ記事をどう読み、どう整理・保存するか。情報整理の方法──「あとで読む」アプリを使う。「ポケット」が最強の理由

◆第5章◆本は「何を」「どう」読めばいいか──本の見つけ方&選び方、具体的な読み方、名著を読むコツ、電子書籍&リアル書店の活用法

◆第6章◆知識や情報を活用するカギは「2つの保存」を使い分けることだ──「4つのステップ」で、自分のための「知肉」を育てる

◆第7章◆脳をクリアな状態にする「二刀流」のすすめ──日常の雑務を徹底的に効率化し、時間を捻出するために、ツールは何を使うか

◆第8章◆散漫力を活用し「最適なインターバル」で仕事を回す! 「マルチタスクワーキング」の秘訣──タスクを組み合わせ、「短い集中」を積み重ねる

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1. 全体像を知るためにたくさん読む

何かを読むことの大きな目的のひとつは「たくさんの視点を獲得すること」と肝に銘じること。(中略)

本当の「知る」というのは、その出来事について「たくさんの視点」を獲得し、「全方位からその出来事を見る」ということなのだ。(中略)

「視点」を増やせば増やすほど、「新しい視点」を獲得すれば獲得するほど、「知る」は広く深くなっていく。

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時事ニュースであれば、ひとつの記事を読んだだけで「そこで起きたことのすべてを理解できた」と思うことはさすがにないけれど、たとえば特定のテーマを取り上げたかなり分量のある記事や、しっかり取材された骨太な記事などを読むと、全体像とまでは言わずとも、かなりの部分を分かったような気になることがあります。

人も含めて、世の中に存在するもののほとんどは多様な面を持っています。

誰かに何かを伝えるときには、良くも悪くもその人の視点が入るので、どれだけ公平な目線で伝えようと努力したところで「その人が切り取った事実」という枠からは逃れられないんですよね。

本書内ではニュースを「大きなゾウ」にたとえて説明されています。さすが佐々木さん、分かりやすい例え!

何かの全体像を知りたいと思うなら、あらゆる人の目を通した、できるだけ多くのものを読むことが大事だと改めて感じました。

この本もスゴイ!

著者は違いますが、こちらの本の中でも「言葉を使った瞬間に抽象的だったものが具体化する」といったことが書かれていて。
その発想にかなり衝撃を受け、物事を見る目が変わりました。

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2. インプットしたものを自分の知肉にする

知肉」というのも佐々木さんが作られた言葉。

「血肉」という言葉がある。血液と肉という意味で「自分のからだを形づくっているもの」のことだ。血肉と同じように、「世界観」を学んで自分の血肉のようなものにしたい。この血肉を、本書では「知肉」を呼ぶことにする。

「世界観」を学んで、自分の「知肉」として育てていく。これこそが「読むこと」の最終的な目標だとわたしは考えている。

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今はまだ馴染みの薄い「知肉」という言葉ですが、「キュレーション」という言葉に続いて、数年後には一般的なものとして定着しているのではと感じるほど、その意味合いがストンと自分の中に落ちました。

佐々木さんは「読むことの最終的な目標は、さまざまなものから世界観を得て、自分の知肉として育てていく」こととしています。

  • ニュースを読む
  • 小説を読む
  • 実用書を読む
  • YouTubeを楽しむ
  • 音声メディアから情報を得る

こういったことの差し当たっての目的は、単純な娯楽だったり、その世界への没入感を楽しむことだったり、知りたい情報を得ることだったり……とそれぞれ。

ただの娯楽というのは一見、学びとは違う場所にあるもののように見えるけれど、日々の楽しみの中から学びを得ることだって当然あるので、「最終目標は自分の知肉にすること」というのはとてもしっくり来る表現だな、と感じました。

これまでさまざまなインプットをする中で、「これは自分のものにしたい!」と思うものがあれば、メモアプリやノートに書き写したり、自分なりの感想を書いたり、ブログに書いたり、実際行動に移してみたり……など、どうにかして自分の中に定着させようとしてきました。

「インプットしたものを自分のものにする」ことをテーマにした本も読んだことはありますが、頭では理解できても「自分の行動に落とし込もう!」と思えるほどしっくりくるやり方にはなかなか出会えていなかったんですよね。

本書では、佐々木さんの頭の中で起きていることを、ひとつひとつのプロセスに沿って丁寧に解説してくれています。具体例をあげながら考える順番を紹介されているのでとても理解しやすく、「こういうやり方なら私でもできるかも!」と思わせてくれる内容でした。(その方法はぜひ本書を手に取ってお楽しみください)

「インプットしたものを知肉にする」ことを常に意識しながら本を読むことは難しくても、こういった概念を頭の片隅にでも置いておき、「これは!」という素材に出会ったときには本書で紹介されているやり方を試してみたいなと思っています。

3. 重いタスクと軽いタスクを交互に行う

「重いタスク」と「軽いタスク」に分けたのは、これらを交互にやるほうが集中力を無理なく保てるからである。
ずっと「重いタスク」を続けていると、疲れがマックスに高まってしまうし、そもそも集中力がそんなに続かない。逆に、気軽にできる「軽いタスク」ばかりやっていると、「重いタスク」が後回しになってしまう。

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これ、ものすごく分かるー!と、首がもげるほどうなずきました。

日々の仕事の中でも、重いタスクと軽いタスクって明らかにありますよね。

  • 次のすきま時間にはあのメールの返信をしよう
  • この作業は時間こそかかるものの頭は使わないから、頭を使うタスクのあとで箸休め的にしよう
  • 今日は重いタスクばかりあるから気が重いな……

という風に、無意識のうちに重いタスク、軽いタスクのバランスを考えながら、一日の仕事をこなしてきたような気がします。

息抜きも含めて、自分が抱えているタスクを重いものと軽いものに分類し、それを短いインターバルで交互に行うことにより、「集中力がない」などと自分を責めることなく次々とタスクをこなしていけるそう。

これまで、なんとな〜く自分の感覚にそって漠然とやっていたことを、佐々木さんが分かりやすく言語化してくれた気分。

毎朝、TO DOリストを見ながら「朝時間にやること」「午前中にやること」「午後やること」をざっくり考えてから仕事に取りかかるのですが、そこへ重いタスクと軽いタスクに分ける視点それを交互にやるという視点を取り入れてみたら仕事がはかどりそう!
早速来週からやってみようと思っています。

まとめ

今回は「読む力 最新スキル大全(Amazon)」をご紹介しました。

毎日のように佐々木さんの声をvoicyで聴いていると、本を読んでいても、佐々木さんのあの口調で語りかけられているような感覚に。

本よりも映像よりも、発信者を近くに感じるという音声メディアの不思議ですね。

佐々木さんのvoicyも本も、どちらもオススメです!

このレビューがどなたかのお役に立てば嬉しいです^^

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この記事を書いた人

2歳、0歳の女児の母。2022年5月よりフルタイムワーママになりましたが、現在は第二子の育休中。風通しよくスッキリと、好きなものに囲まれて心地よく暮らしたい。

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