「ミニマリスト、41歳で4000万円貯める」森秋子 | 心地よい暮らしを見つけたい

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こんにちは、yukiです。

わたしはアメブロで育児ブログも書いているのですが、アメブロの公式トップブロガーでミニマリストの森秋子さん(以下、秋子さんとお呼びさせていただきます)という方の著書を読みました。

秋子さんのブログ(アメブロへのリンク)はわたしもフォローしていて、文字が少なめでさくっと読めるブログから、忙しい毎日の中でほっと一息つける時間をいただいています。

著書が3冊あり、昨年は他の2冊も読ませていただきました。

そして2021年に出版された最新刊がこちら、「ミニマリスト、41歳で4000万円貯める」。

タイトルに惹かれたというよりも、秋子さんが実践されているミニマルな暮らしに興味があり、手に取ってみました。

自分自身はおそらく、いわゆるミニマリストにはなれないし、けれど自分に必要なものの量を知る、足るを知る、自分にとっての心地よさを知るという点については同じ考え方を持っています。

この本の中で、わが家にも取り入れたいと思った話、いろいろと考えを巡らせることになったエピソードをご紹介します。

目次

本の概要

著者

森 秋子

1979年生まれ。東京都在住。共働き主婦。夫、子どもの家族3人と猫2匹で50平米のマンション暮らし(ベランダに亀1匹)。子育てをきっかけに、時間と家事に追われる暮らしをやめたいと、ものを手放す生活を実践。無理せず貯金がどんどん貯まる生活にシフトする。その知恵と生活のヒントを『ミニマリストになりたい秋子のブログ』で発信、人気ブログに。2019年に国立国会図書館のインターネット資料収集保存事業(WARP)に保存されるブログのひとつとして選ばれる。著書に『使い果たす習慣』など(KADOKAWA)。

ミニマリスト、41歳で4000万円貯める(Amazon)

出版

  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日:2021/3/3

内容

節約しなくてもどんどん貯まる。ミニマリストが明かすシンプルな法則

ミニマルに暮らすことで、自然とお金が貯まっていく。
お金の使い方は暮らしそのもの。知らず知らずのうちに膨らんでいるお金の使い方を、根本から変えるヒントを紹介します。
著者は、お金がなくて試行錯誤した経験から、ミニマルに暮らす心地よさに気づけました。
必要なのは、節約ではなく、本当に好きなものだけを買うことです。

生活でものを減らすコツ、日々の家計の管理の工夫、避けては通れない、老後や子育て費用についてなど
ミニマルに豊かに暮らすヒントをたっぷり紹介します。

ミニマリスト、41歳で4000万円貯める(Amazon)

1. 無理のない防災対策をする

ものを持たないミニマリストの私ですが、心配性な一面もあるので、ストック類は多めに備蓄しています。

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  • トイレットペーパーなどの生活必需品は多めにストックし、1パックなくなるたびに買い足す
  • 非常用の飲用水や猫の餌はストックする
  • 非常食には、日常生活でも消費できるカロリーメイトをストックしておき、消費した分を買い足す

これは著者が実践している防災対策の一部。

わたしも非常食を買わなきゃ…と思い続けていますが、ずっと頭のどこかで気にしながらも置き場所を考えているうちに「今はまだいっか」となり、結局購入に至らないまま1年以上経過しています。

わが家でも、日常生活でも消費できるものの中で、非常食にできるものはないかな…と改めて考えてみたところ、意識していなかったけれどそういえば万が一のときに食べられそうなものがありました。

それは娘とわたしの朝食、オートミール豆乳です。

オートミールはお腹にたまるので主食になるし、豆乳も常温保存可能で防災食に適していると言われています。

安いスーパーでまとめて買うので、いつも少し多めに購入して賞味期限の近いものから使っていき、減ってきたなと思ったら数袋買い足していて。

この在庫キープをもう少しこまめにすれば、わが家でも一応「ローリングストックをしています」と言えるようになる日が来るかもしれません。

著者もストックされているカロリーメイトも昔はよく食べていたので、非常食の候補にしようかな。

忘れっぽい性格なので、非常事態のときにしか取り出さないものではなく、日常生活でも消費できるものをストックして使いまわすほうが、結果的に無駄にならず、わが家には合っているなと感じます。

自分たちの生活に馴染むやり方を見つけて、無理のない範囲でもしもに備えるという考え方に共感しましたし、「非常食を揃えなければならない」という考え方にとらわれず、自由な発想で工夫されるところもいいですよね。「カロリーメイトでいいんだ!」と思うと気持ちが楽になります。

2. 家族でお金の話をする

子どもは勉強のことだけ考えていればいいという方針の人もいるかもしれないけれど、私は子どもも自分の学校生活にどれくらいかかるのか知りたいという好奇心があると思いますし、知ることは物事を多角的な視点で考えることにも役立つと思います。

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子どもにお金のことを教えていく立場になった今、この考え方はとても良いと感じます。

自分の子ども時代を振り返ると、お小遣い帳をつけたり、お小遣いの中で自分でやりくりをしてみたり…という経験が、今の自分の根幹の一部を作っている実感はありますが、学校や塾、習いごとにどれくらいお金がかかっているか、どのように親がお金を工面してくれていたかについてはほとんど聞いたことがありませんでした。

日本人は「お金は汚いもの」だと思っている人が多いと聞いたことがあります。家族の中でもお金の話をオープンにすることを良しとしない考えが親の中にあったのかも。

わたし自身は、家庭でもお金の教育をするべきだと思っていて、その点に関しては夫とも意見が完全に一致しています。

子どもの金銭感覚を養うためにも、家族の中で積極的にお金の話をしたいと思いますし、限られた中でどのようにお金を使うか考えさせる機会も早くから持ちたいと考えています。

その中で、中学や高校、大学へ行くのにどれくらいお金がかかるのか、公立と私立ではどれくらい学費に差が出るのかなどを知ることはとても良い社会勉強になるのではないかな、と。

そして、何がその差を生んでいるのか、その学費はどこへ使われるのかなど、さまざまな考えや興味を広げるきっかけになるような気もしています。

子どもが中学生くらいになったらこのような会話もできるようになると思うので、子どもと一緒にわたし自身も学んでいきたいと思っています

3. 育児は育自

子どもの成績に私が一喜一憂することは大切ではない。成績がどうであれ、ただ愛情を持って接するということが、簡単なようでとても難しい。そこを大切にし続ける自分でいられるか、試されているような気持ちで暮らしています。

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子育てをしていると、これまで真剣に考えたことがないようなものに直面したり、頭で考えていることと自分の感情とが一致しない場面があったり。

自分自身を見つめ直す機会がこれまで以上に多いと感じます。

育児は育自」とは本当によくできた言葉で、子どもと一緒に過ごす中で、自分のイヤなところやこれまで目をつぶってきた部分に向き合わざるを得なくなる場面が多々あり、それらをひとつずつ乗り越えていくうちに、いつの間にか自分も成長している…と感じることも。

本書に出てきた「試されているような気持ち」というのも、まさに「育自」のひとつですよね。

自分の中に、ありたい姿や理想とする姿はあるけれど、実際には気持ちが揺らいでしまったり、あと一歩のところで到達できなかったり。

そういう一進一退をくり返す中で、長い目で見れば成長できたと感じる部分が出てくるのではないかなと思っています

まとめ

今回は、森秋子さんの「ミニマリスト、41歳で4000万円貯める(Amazon)」を読んで感じたことをまとめてみました。

ミニマリストと聞くと住む世界が違うとか、相当ストイックなんでしょうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ミニマリストではないわたしでも共感できる部分や参考にしたいと思うところがありました。

この本を読んだから4000万円貯められる!というものではないと思いますが、自分が心地よいと思う暮らしを自分で選んでいきたいと改めて感じるきっかけになりました。

このレビューが、どなたかのご参考になれば嬉しいです^^

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この記事を書いた人

2歳、0歳の女児の母。2022年5月よりフルタイムワーママになりましたが、現在は第二子の育休中。風通しよくスッキリと、好きなものに囲まれて心地よく暮らしたい。

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